2013年11月27日
第22回 あったかごはんで温まろう
日に日に寒くなる季節です。寒さによる血行不良・冷えは体調不良につながりやすいので、犬も温かいごはんで体を温めましょう。
『 体温低下 → 血行不良 → 体調不良 』(第15回 「冷やし過ぎにご用心!」参照)
いつもの手作りごはんを温めてあげるだけでも良いのですが、シチューやスープにすればより温まりますね。
水炊き鍋でしたら、取り分けてあげて一緒に食べることもできますね。
野菜を大きめに切って、コトコト煮こむと野菜自体にも熱がこもり、より体を温めてくれると聞いたことがあります。
具材の大きさは、犬が丸呑みにしてしまったとしてものどに詰まらせない大きさにしてください。

豆乳ホワイトシチュー

ミネストローネ
とろみ付けに葛粉を使います。
葛は体を温め、血行促進、整腸作用などの効果があります。
少しお値段が高いですが本葛を選んでください。
また飼い主は、熱々ごはんで体を温めたいですが、犬には熱すぎるごはんをあげないようにご注意くださいね。
犬は猫舌ですが自ら冷ましたり、冷めるまで待つことができないです。
熱々の状態で口に入れてしまい、やけどをしてしまう可能性もあります。
人肌位の温かさが犬にとっての適温となります。
寒さとともに空気も乾燥してきています。
犬は寒くなるとあまり水を飲まなくなるので、スープやつゆだくごはんは水分補給にもなり、体調不良の予防にもなります。
「静電気パチパチ → 身体が異常緊張 → 血行不良 → 代謝・抵抗力低下 」
(第3回 「犬の手作りごはん よいところは?」参照)
忙しくて、手作りごはんを作っている時間がないわ!という時は、ドライフードに温かいだし汁やお湯をかけてあげるだけでもよいですよ。

我が家の犬は庭駆け回るどころか、すでに毛布に包まってますが(汗)
適度なお散歩、運動をして、新鮮な酸素をいっぱい取り入れることもお忘れなく!
(第18回 「犬に必要な栄養素」参照)
『 体温低下 → 血行不良 → 体調不良 』(第15回 「冷やし過ぎにご用心!」参照)
いつもの手作りごはんを温めてあげるだけでも良いのですが、シチューやスープにすればより温まりますね。
水炊き鍋でしたら、取り分けてあげて一緒に食べることもできますね。
野菜を大きめに切って、コトコト煮こむと野菜自体にも熱がこもり、より体を温めてくれると聞いたことがあります。
具材の大きさは、犬が丸呑みにしてしまったとしてものどに詰まらせない大きさにしてください。

豆乳ホワイトシチュー

ミネストローネ
とろみ付けに葛粉を使います。
葛は体を温め、血行促進、整腸作用などの効果があります。
少しお値段が高いですが本葛を選んでください。
また飼い主は、熱々ごはんで体を温めたいですが、犬には熱すぎるごはんをあげないようにご注意くださいね。
犬は猫舌ですが自ら冷ましたり、冷めるまで待つことができないです。
熱々の状態で口に入れてしまい、やけどをしてしまう可能性もあります。
人肌位の温かさが犬にとっての適温となります。
寒さとともに空気も乾燥してきています。
犬は寒くなるとあまり水を飲まなくなるので、スープやつゆだくごはんは水分補給にもなり、体調不良の予防にもなります。
「静電気パチパチ → 身体が異常緊張 → 血行不良 → 代謝・抵抗力低下 」
(第3回 「犬の手作りごはん よいところは?」参照)
忙しくて、手作りごはんを作っている時間がないわ!という時は、ドライフードに温かいだし汁やお湯をかけてあげるだけでもよいですよ。
我が家の犬は庭駆け回るどころか、すでに毛布に包まってますが(汗)
適度なお散歩、運動をして、新鮮な酸素をいっぱい取り入れることもお忘れなく!
(第18回 「犬に必要な栄養素」参照)
Posted by 日刊いーしず at 12:00
2013年11月13日
第21回 巷のウワサ 犬にNG?な食材
「犬にごはん(穀類)を食べさせても良いのですか !?」
ペット食育入門講座の受講者さんから驚きの声をいただきました。
ペット食育協会では手作りごはんの内容を下記のように説明しています。
『 肉・魚類 : 野菜 : 穀類 = 1 : 1 : 1 』
(第2回「犬の手作りごはん どう作る?」参照)
また、犬にあげてはいけない食材にも穀類は入っていません。
(第4回「犬にあげてはいけない食材は?」参照)
しかし、巷には『犬にごはん・穀類をあげてはイケナイ!』といわれる話もあるようです。
「犬は肉食動物であるから、穀類の消化をしにくい。」が所以のようです。
確かに犬は人間よりも肉食に近く、唾液中に炭水化物の消化に関わるアミラーゼを持たないので穀類の消化が得意ではないといわれていますが、全く消化できないわけではありません。
生米ならともかく、穀類のデンプンは加熱することにより消化しやすくなりますから、体の負担となることもなく消化吸収できます。
また、犬は肉食動物だと思われていますが、どちらかというと雑食動物です。
人間と共に暮らすようになってから、いろいろな食材を食べるようになり、穀類も食べられるように進化してきたようです。
穀類・炭水化物は簡単かつクリーンなエネルギーとなる効率よい食材です。
心配することなく手作りごはんにも穀類を使ってください。

ということで、犬は穀類を食べなくても生きていける動物ですが、食べさせてはイケナイというわけではないのです。
◆他のNG食材?
『ほうれん草を食べると結石症になる?』
ほうれん草はアクが強い野菜。このアクにはシュウ酸が含まれており、これがシュウ酸カルシウム結晶の原因となるといわれていますが、ゆでて水にさらせばシュウ酸を取り除くことができます。
ほうれん草だけを多量に続けて食べ続けるのでなければ問題はありません。
『ナス科の植物は関節炎になる?』
ナス、トマト、じゃがいも、ピーマン、パプリカなどナス科植物に含まれるアルカロイドの一種が関節炎の痛みを悪化させるといわれています。
しかし、普通の健康状態の犬であれば、これら微量のアルカロイドは体内で処理できます。
どちらかといえば、体に良いといわれる第7の栄養素・ファイトケミカルが(第17回参照)
多く含まれる食材ですから、ぜひ使ってほしいですね。
(第17回「犬ごはんにもオススメ ファイトケミカル」参照
巷のウワサの食材ついては安易に「そうなんだ!」と鵜呑みにするのではなく、どうして? どの位の量? どのような健康状態の時に? などなど、少し掘り下げて調べてみると、食材に関する不安がグーンと減りますよ。

おにぎり 食べるワン。
穀類を食べても良いからと言っても、『穀類だけ』の食事が毎回はダメですよ。
やはりいろいろな食材をバランスよく使ってくださいね。
ペット食育入門講座の受講者さんから驚きの声をいただきました。
ペット食育協会では手作りごはんの内容を下記のように説明しています。
『 肉・魚類 : 野菜 : 穀類 = 1 : 1 : 1 』
(第2回「犬の手作りごはん どう作る?」参照)
また、犬にあげてはいけない食材にも穀類は入っていません。
(第4回「犬にあげてはいけない食材は?」参照)
しかし、巷には『犬にごはん・穀類をあげてはイケナイ!』といわれる話もあるようです。
「犬は肉食動物であるから、穀類の消化をしにくい。」が所以のようです。
確かに犬は人間よりも肉食に近く、唾液中に炭水化物の消化に関わるアミラーゼを持たないので穀類の消化が得意ではないといわれていますが、全く消化できないわけではありません。
生米ならともかく、穀類のデンプンは加熱することにより消化しやすくなりますから、体の負担となることもなく消化吸収できます。
また、犬は肉食動物だと思われていますが、どちらかというと雑食動物です。
人間と共に暮らすようになってから、いろいろな食材を食べるようになり、穀類も食べられるように進化してきたようです。
穀類・炭水化物は簡単かつクリーンなエネルギーとなる効率よい食材です。
心配することなく手作りごはんにも穀類を使ってください。

ということで、犬は穀類を食べなくても生きていける動物ですが、食べさせてはイケナイというわけではないのです。
◆他のNG食材?
『ほうれん草を食べると結石症になる?』
ほうれん草はアクが強い野菜。このアクにはシュウ酸が含まれており、これがシュウ酸カルシウム結晶の原因となるといわれていますが、ゆでて水にさらせばシュウ酸を取り除くことができます。
ほうれん草だけを多量に続けて食べ続けるのでなければ問題はありません。
『ナス科の植物は関節炎になる?』
ナス、トマト、じゃがいも、ピーマン、パプリカなどナス科植物に含まれるアルカロイドの一種が関節炎の痛みを悪化させるといわれています。
しかし、普通の健康状態の犬であれば、これら微量のアルカロイドは体内で処理できます。
どちらかといえば、体に良いといわれる第7の栄養素・ファイトケミカルが(第17回参照)
多く含まれる食材ですから、ぜひ使ってほしいですね。
(第17回「犬ごはんにもオススメ ファイトケミカル」参照
巷のウワサの食材ついては安易に「そうなんだ!」と鵜呑みにするのではなく、どうして? どの位の量? どのような健康状態の時に? などなど、少し掘り下げて調べてみると、食材に関する不安がグーンと減りますよ。

おにぎり 食べるワン。
穀類を食べても良いからと言っても、『穀類だけ』の食事が毎回はダメですよ。
やはりいろいろな食材をバランスよく使ってくださいね。
Posted by 日刊いーしず at 12:00